[ 荒古組の中老(ちゅうろう) ]
中老(ちゅうろう) とは、若衆を卒業し厄年までの男性の集団です。

荒古組の場合、若衆を卒業した翌年の本楽の朝 中老の宿元にお酒を2本持参し 「宜しくお願いいたします!」と言えば、それで中老の一員です。

23才の若者が42才までオジさん達の仲間にはいるわけですから、とまどいますよね。 若衆の時に一緒にお祭りした世代は12才から22才までの人達です。 11才以上年上の人とはあまり面識がありません。

しかーし、そこがお祭りの良いところ。話題はお祭りが中心なので だれが相手でも話は合わせることが出来る。

これも立派なお祭り効果だと思うんですよ!
中老の資格は?
中老になりたての頃は、10才も20才も年上のオジさん連中と酒飲むより 早く山車に触りたくてしょうがない。

本楽の朝8時くらいから中老の宿元(中村・西屋敷・川北のそれぞれに居る)で集まって お酒を飲み始めます。

山車が大宮神社に到着すると、若衆が中老の宿元に呼びに来ます。 「○○時から人形を始めますので、宜しくお願いします!」

「おーっ! 君はどこの家の息子か?」 「ほー、そうか 君の親父さんにはお祭りの時によく世話になった。」 の様な会話と共に
「ご苦労さん、ご苦労さん。 ま、一杯いきなさい!」となります。

最近では酒を飲んでるよりも山車を見たい人たちが増えてきたので アッサリしてきましたが、昔は何回呼びに行っても  なかなか大宮神社に来てくれませんでした。
中老の生態その��
中老は、若衆を卒業してしまったのでおおっぴらに山車に触れません。 ところが荒古組においては、「大宮神社では中老が担げる」という不文律があります。

大宮神社で人形が終わり、もち投げが終わった頃から 中老がなにやらソワソワし始めます。

若衆が山車を引き出してきて、どんでんを始めると 山車の周りは荒古組の中老で人垣みたいになっています。

若衆がどんでんを終えて「中老さん、お願いします!」というと まず真っ先に若手の中老が梶棒につかまってます。

嬉しそうな顔をしてるんですけど、なんか殺気立ってます。 この場所(大宮神社)限りなので全力出しちゃいます。
中老の生態その��
中堅中老、退役間近中老と進んで ちゃっかり退役直後の中老まで 担いでしまったりしています。

周囲の人の「あーあ!お祭りバカばっかり」の声が、 彼ら(ひょっとしたら小生も含む)には「お祭りのヒーロー」と 聞こえているのかも知れません。

1回だけ全力で山車を担がせてくれれば、それで満足する 非常に扱いやすい人たちです。

今の若い人たちは知らないし、想像も出来ないでしょうけど 昔はこの大宮神社の大楠あたりに出店が結構出ていたんだよ。

子供の時の記憶は結構 鮮明です。
中老の生態その��
10数年前から「大田まつり保存会」という組織が作られてからは、 中老がお祭りに関与する機会が増えてきました。

それは非常に喜ばしいことだと想います。

若衆が、思いっきりお祭りをするためには 大人達がバックアップすべきです。 (あわよくば、大人達もお祭りに参加すべきです。)

「大田まつり保存会」は四つの部があります。 ・運営部 ・警備部 ・保全育成部 ・財務部です。
大田まつり保存会��
・運営部---一番車の中老卒業幹事(今年で中老最後の年齢になった幹事さん)が  運営部長となり、大抵のことの窓口となる とてもご苦労な役。

 同年(=どうねん、同い年のこと。動燃とは異なる)の人たちの協力がないと  なかなか務まらないです。

   来年の一番車の中老幹事さんが副部長です。また、部員達は何年か後には  一番車の中老幹事になる人たちが多いです。

(そりゃあ、経験しとかないとね!)
運営部




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