[ 荒古組の若衆(わかいしゅ) ]
たいていの年は、9月の第一日曜日が稽古始め。実際のお祭りは10月の第一土・日曜日なので 稽古期間は1ケ月です。

稽古始めの時に笛や太鼓とは11ケ月ぶりに再会するわけです。

この稽古始めとお祭り1週間前の日曜日の稽古は、朝から行う「昼稽古」と呼ばれます。

その他の日は夕方18:30〜21:00位まで毎日行われます。
お祭りの稽古
今現在はあまり良く知らないのですが、小生が現役の頃は稽古中20:00位を目処に 「休憩時間」を入れておりました。

「アタマ」と呼ばれていたのですが、「アタマ」というのは「休憩」の事を指すのか 「休憩の時に食べるおやつ」の事を指しているのか?

小若衆に「○人分アタマ買いに行け!今日は△△屋!」といっていましたので おそらくおやつのことをアタマと言っているのでしょう。

(「今日は△△屋」というように、毎日いろんなお店でおやつを買います。 お店屋さんからは、ご祝儀を頂いているので、どのお店屋さんにも 万遍なく買わせていただくよう配慮しているわけです。)
What is "アタマ"?
小生は高校生のときに若衆に入ったのですが、このアタマ(休憩)時間と 稽古が終わってからのおしゃべりの時間が、とても楽しかったです。

違う高校に通っている同い年の子と、「俺の学校ではこうだ!」とか もう働いている先輩達が、「このあいだ遊びに行ったらこうだった。」という 話をしたり、聞いたりしているだけで 楽しくてどんどん時間が過ぎていきました。

さらに、お祭りが近づいてくると「あそこの角では、こういうメンバーで担ぎ キレイに一周と四分の一まわして、サッと進む。」とか「担ぎ方は、音頭取りの声が 掛かるまでは梶棒の横で立ってろ。声が掛かったら一斉に肩を入れて担ぐ。 そうすればキビキビして見えてカッコイイ!」という会話に変わっていきます。

みんなその時の情景をイメージしながら鳥肌立てたりしている。

「いや、音頭取りの声に合わせるのではなくって (笛の)高音に合わせて肩を入れた方が カッコイイんじゃないの?」てな話になってくると、終わりがありません。

アタマと言ってもジュース1本とお菓子少々を頂くだけのことなので、 食べたり飲んだりしている時間より、ビラをほぐしながら お祭りの話をしている時間の方がうーんと長いわけです。

ジュース1本で熱く語る?
宿元は輪番制で 中村−西屋敷−川北と毎年回っていきます。

中村も西屋敷も、若屋は民家と隣接しています。

従ってお祭りの稽古が始まると笛や太鼓の音、若衆の大声で さぞかしうるさいことと思います。テレビの音も聞こえない程かも知れません。

ご近所の方々のご理解とご協力には、大変感謝いたしております。

いつもありがとうございます。 (川北の若屋は大宮神社の北にあり、民家からはちょっと離れております)

若衆も中老も、地元住民の方々のご理解とご協力があって お祭りが出来ていることに感謝致しましょう。

Thanks for "地元住民の皆様"!
稽古期間中は、お祭り当日に向けてモチベーションを高めていきます。

お祭りの話で持ちきりになります。

当日山車の上から撒くビラ(色紙を細かく刻んだもの)をほぐしながら (色紙を、押し切りでザクザクと短冊に切り、それをハサミで正方形に切っていく ので、そのままだとどうしても色紙が重なったままになってしまう。 その状態で山車の上から撒くと、ひとかたまりにドサッと落ちてしまい ヒラヒラ、ハラハラと美しく舞ってくれない。)

「今年の交番前のどんでんでは、金と銀だけのビラを撒こうぜ、カッコ良いぞ!」 とか、「二軍選手の見せ場は、帰りの橋の上で・・・」とか話すわけです。

お祭りが早く来て欲しいような、もっとワクワクする時間を楽しみたいような 複雑な心境です。
当日が近づけば寡黙では居られない!
小若衆は、入りたてなので なにをどうして良いのか判りません。 1年先輩は、一通り経験してきているので おおよそ判っています。

若衆幹事ともなれば、何年も経験してきていますので 一連の流れを良く理解しています。

そこには経験がものをいう世界がある。(年長者であっても 経験が不足している人は、あまり口出しが出来ない)

小生はそれでよいのではないかと思う。 年長者が敬られるのは、その考えの深さや 指示の的確さ。 ただ単に年を重ねただけでは、なかなかリーダーにはなれない。

小若衆の皆さんは、限られた時間の中で出来るだけ多くの経験をして下さい。 骨惜しみせずに良く動く人は、必ず何年かすれば立派な幹事さんになれます。
次期リーダー達、がんばれ!
いくら立派な人でも、たった一人では山車を動かすことさえ出来ません。

組の中で分裂するようなことがあっては、ギャラリーを感動させるような お祭りはとうてい無理です。

「厳しいけれども、仲良く」の大切さを学ぶ場です。

社会に出てから一番役に立つのは「若衆時代に身につけた、ありとあらゆること」 である、と心底思っています。
お祭りでの経験は必ず役に立つ

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